私の会社では、ガーデニング関連の仕事もしており、妻が主に担当しています。
ガーデニング業務のために、仕事用の軽ワンボックス車を所有しているのですが、先日、この車のタイヤを交換しました。
タイヤの溝が少なくなってきてはいたのですが、ギリギリまで持たせようと踏ん張っていました。
ですが最近になって、
「このタイヤ、そろそろ限界なのでは？」
と危機感を感じ始めまして、やっと思い腰を上げて、タイヤ交換をすることにしました。
この軽ワンボックス車、仕事だけに使うのではなく、妻の日常の足になっています。
そのため、乗り心地のよいタイヤを選びたいところです。
荷物をたくさん載せて走る軽貨物車は、タイヤにも高い耐荷重が求められます。
そのため、サイズ表記の後ろに「LT」とついているタイヤを装着するのが基本です。
「LT」というのは、「ライトトラック」の略で、
「小型トラック用タイヤ」
であることを表しています。
以前は、軽貨物車に「LTタイヤ」以外を装着すると、保安基準違反になっていました。
しかし現在は、法改正により、乗用車用のタイヤの装着も合法となりました。
ならば、乗用車用のタイヤを装着して、乗り心地の改善を図りたいところなのですが、法改正されても、いまだに世の中がついてきていないのです。
車検場によっては、標準サイズのLTタイヤ＆ホイールでないと不合格にされることがあります。
ディーラーに車検を頼んだ場合に拒否される可能性もあります。
そんなわけで、乗用車用のタイヤはあきらめて、おとなしくLTタイヤを装着することにしました。
タイヤショップに行き、無事にタイヤ交換が終わり、
「さあ、帰ろう」
と走り出した時、驚愕しました。
驚くほど滑らかな乗り心地なのです！
新しいLTタイヤに交換するだけで、ここまで乗り心地が変わるとは思っていませんでした。
実際には、LTタイヤの乗り心地はそんなにいいものではないはずです。
それが、「驚くほど滑らかな乗り心地」に感じたということは、以前の乗り心地がかなり悪かったということです。
ということは、
「タイヤ交換の時期を引っ張りすぎていた」
わけです。
かなり反省しました。
「最近、車の乗り心地が悪く感じてきた」
「車が古いと感じることが多くなってきた」
という方は、まずはじめにタイヤをチェックすることをおすすめします。
タイヤを交換するだけで状況が改善されるかもしれません。
そして、タイヤ交換の時期は無理に引っ張らない方がいいです。
タイヤには交換時期を示す「スリップサイン」がありますが、これはタイヤの寿命が本当にギリギリの時期を知らせるものです。
「溝が浅くなってきたかな？」
と思ったら、スリップサインが出るのを待たずに、すぐに交換した方がいいですね。
乗り心地が劇的に変わりますし、なんと言っても安全です。
